ネットで会えない男子達

僕は後学のために、出会い系アプリで出会った女性によく「どんな男とは会いたくないか」という質問をします。もちろん、僕自身も反省すべき点が多々あったりするわけですが(^_^;)、これが実にためになるのです。

と言うのも、途中でメールが途絶えてしまっても、直アド交換を断られても、普通、相手の女性は「あなたのココがダメ！」なんてことは指摘してくれません。ですから、こんな問いをしてみると、なるほど！ひょっとするとアレがいけなかったのかも…などと気付きがあるわけです。

正直、実に色々な回答があるのですが、ここでは特に多く挙げられる典型的な「会えない男子」の行動パターンを紹介します。

いきなり露骨なエッチ話を始める男性も結構多いそうです。顔の見えないネットなら女性も大胆になって乗ってくるだろうなどと思うのは男の勝手な思い込み。まともな感性をもった女性はドン引きします。

いや、乗ってくる女性も実際いるのですが、それは援助、デリ、あるいは他の悪徳サイトが送り込んできた業者の類。こんなアプローチをしていては、普通の女性との出会いは期待できません。Ｈ話はナシではありませんが、相手の反応を見ながら慎重に。

とにかく誰でもいいから会いたいオーラ全開の鼻息荒すぎな男性。ファーストメールでいきなり「今晩、食事でも」などと誘う人もいるそうですが、当然ながら、何の情報もない男に誘われてホイホイ飛んでいく無防備な女性なんていません。

逆に即ＯＫが出たら怖いくらい( ﾟдﾟ)…援助、デリの類か、もしかすると美人局（つつもたせ）かもしれませんね。「バカにしないで！」となるのが普通の女性です。ロクにやり取りしてないのに、直アド交換をもちかけるのも一緒ですね。

早くデートしたい気持ちは、男なら皆一緒。でも、合コンで今初めて会ったばかりのコに第一声で「明日の夜、２人で食事でも」なんて言ったって、そりゃー無茶ってもの。許されるのはチャン・グンソクだけです。ネットだって一緒です。

特に盛り上がる話題もないのに、とりあえず会ってくれなんて言うのも、これまた無茶な話。ネットだって、普段から女性が好きな話題の１つや２つくらいは押さえておかないと厳しいですよね、やっぱり。これはリアル恋活と変わりません。

また、双方が楽しむためには会話のキャッチボールが絶対に必要ですが、そこは僕ら男が女性を盛り上げてリードしてあげるところです。メールですら話題がなければ、実際に会ったらもっと話すことがありません。それでは、女性も会いたいと思いませんよね。

これも言うまでもありませんよね。特に「寂しい」「つまらない」「暇」「疲れた」などの言葉は何の気ナシに使ってしまいがちですが、これを書いて許されるのは女性だけ。

僕ら男の場合は、出会いアプリで愚痴をこぼしている見ず知らずの女性を見つけると「俺が何とかしてやる！」と燃えてきますが、女性の場合は「私が何とかしてあげる♪」となりません。それはある程度親しくなった男性、好感を持った男性に対してだけ起こる感情なんです。

ですから、他の明るくて楽しい男性へサクッと流れて行ってしまうんですね。

ネットではヴィジュアル要素が少ないだけに、言葉が与えるイメージが命。マイナスオーラを発するような言葉は極力使わないほうが良いのです。